We are living "Dramatic life".

2014年2月2日日曜日

おわりはじまり

遥か昔のことのようですが、まだ一ヶ月前です。
平成25年度冬公演、5年の冬が無事終了致しました。
沢山のご来客、先輩方、先生方、助っ人さん、保護者の皆様に感謝申し上げます。
そして部員。ありがとう。

今更色々書くのもなんだか恥ずかしいし、どうしようかなぁと思いつつ、今回の冬公演が如何に自分の手落ちと奇跡の連続だったことか(笑)、思い出せば枚挙にいとまがありません。
まず人数が多くて裏に入らないから公演場所を変えなければならないという贅沢な(本当に贅沢な)悩みがありました。「多目的教室って生徒でも使えるらしいよ」「まじで、いけるんじゃね」計画性がゼロ!さすが4期生!(ごめんなさい)
会場を変えるということは、舞台が変わるということです。舞台の広さが違う。入り捌けが違う。照明が違う。配線が違う。暗幕が違う。壁が違う。客席が違う。全て違う手段をとらなければならなかったわけです。何も分からない状態で「多分やれるよ、多目的にしよう!」と決定し、それが実現できたことは殆ど奇跡。ガムテープ不足のなか、暗幕をよく作り直した!史上初のロッカーを駆使した暗幕が、よく立った!音響も照明も、よく間に合った!
すべて自分達の計画性の無さが悪く響いた問題ですけれども汗、なんとか解決して皆様にお見せできて言うことありません…。
次に日程でした。今年度の行事予定表を眺めたとき、冷静に考えて1月初めにしか出来ないと分かりました。明らかに早い。時間がない。リハは冬休み中…。顧問は取れるのか!!文化委員会さんは来れるのか!!
公演2週間前だったでしょうか、結局顧問がこちらが予定していた日に取れず、公演日を変更。あやや先生の尽力で2日間公演にすることができました。急いで広報と関係各位に連絡。その日に文化委員さんが来れたことはありがたいとしか言いようがありません。
台本を決めるのもまた色々考えることがありましたね…。次の世代に自分たちが何を残せるのかと意識した結論でございました。部員に、何か得るものがあったことを願うばかりです。
そして、直前になって発覚した(というか私が忘れていた)こと。助っ人さんがいない…。一時はもうダメかと思いましたが、本当に、4期文化委員長と文化委員会様には頭が上がりません。そして、今は部員になっちゃったロッキーにも感謝します(そのうち部員表に追加しますね!男子ですよ!)。本当に、本当に、助っ人さんに恵まれました。助っ人さんからのメールで感動して、頑張ろう、成功させようと心に誓いましたし、公演後に掛けてもらった言葉は、後輩に沢山の自信と意思を与えるものであり、私達にとっては餞の言葉でした。感謝いたします。
リハを乗り越え、諸々の印刷に入りましたが、パンフレットは大変だったね!(笑)印刷の段階からギリギリでしたが、なにせ「サイン会」がありましたから(笑)夏公とかで署名忘れると枚数的に大変だよ!気を付けてね!(笑)
詳しくは書きませんけど、部員の中でも問題は沢山ありました。ここはたかが部活にすぎませんから、強制力はないのです。私も人に何か言えるほどしっかりした人間でもなく。その上で、何処まで求めてよいものだろうかと。個人的に、部活動が教えてくれるのは、演技の技術とか才能とか賞とかではなくて、もっとこう、実現力というか、実行力というか、社会の組織で一つの事を達成する力だと思います。人として成長したいと望みつづけた5年間でした(笑)。

演劇自体の完成度については、それこそ今更何も言うことはない。部員の大いなる飛躍が見られて私はもう満足です。最後に女役だったのも何かの運命ですかね…。
親、兄弟、先輩方。ありがとうございました。私達はとうとうここまで来ました。お世話になりました。

私はとても幸せです。このメンバーで演劇を作ることができて。

もう下の代に引き継いでいます。これから、もう目まぐるしく時はながれます。色んなことがあると思います。それでも、辛い時は、これまでで成し遂げてきたことを思い出して「きっとなんとかなる!なんとかしよう!」って思えばいいと思います。
終わってしまえば、何もかもほろ甘い思い出になるしかないのだと思うと。毎日が少しずつ、刹那の輝きを持つようになるから。


このにっき。も、引き継ぎが近いですねぇ。追いコンが終われば私達は形式上の引退から名実ともに引退、となります。

それでは、5年は修学旅行でシンガポールに旅立ちます!
いってくるぜ!お土産楽しみにしてろよ!Lihat anda!

written by もなか

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